774円のスマートウォッチを買ってみた

ガジェット

クーポン適用で774円というわけがわからないスマートウォッチがあったので買ってみました。

ご多分に漏れず、商品名に「2020最新版」なんていう表記もあり、レビューには「スマホと繋がらない」「繋がったのは2週間で3回ほど」「通知が全く来ない」といった内容が多く、執筆現在で評価は2.5。もはやスマートに動作するのかとても怪しい商品ですが、774円なので買ってみました。

ちなみにフォロワーさんに既に持っている方がいて届いたリプライがこちら。
やっぱり繋がらないんだ……

届いたモノはこんなパッケージで内容も本体と簡易説明書のみ。スッカスカです。
まずは一旦満充電してから……ですが、実はこのスマートウォッチは本体にUSB端子が付いていて、別途ケーブルを持ち歩かなくても充電できます。AppleWatchを持っていますが、正直ケーブルを持っていないと、急遽帰れなくなったときなんかは電池切れで困ってしまいます。その点、USB端子さえ有れば本体だけで充電できるのはなかなかのメリットと言えます。ベルトの下部分を外すと簡易USB端子が出てくるのですが――これがものすごく不安。メリットのハズなのに一番のウイークポイント。すぐ折れそう。もしくは突然ベルトが外れそう。怖い。でも便利。

ちなみに充電中寝落ちしてしまって正確には測っていないのですが、概ね1時間強で終わるようです。このあたりはバッテリーが切れるまで使ってみてから改めて検証が必要かも知れません。充電中は50~60mA流れていましたので、給電元によって遅くなったりはしなさそうです。

ここからは機能と画面をざざっと。

画面下部の「□」がタッチボタンになっていて、これ以外のボタン・スイッチ類はありません。画面もタッチパネルではないのでスワイプしたりといった操作も存在しません。タップするたびに(「消灯」→)「現在日時」→「歩数計」→「累積距離」→「消費カロリー」→「心拍数」→「ウォーキング*」→「ランニング*」→「サイクリング*」→「ハイキング*」→「その他*」→「現在時刻」とモードが遷移します。*印のあるモードは画面下部に円弧がありますが、この時に長押しするとモードが開始されます。AppleWatchなどをお持ちの方はイメージしやすいと思いますが、「ウォーキング」を開始すると3秒のカウントダウンの後計測がスタートします。「その他」では、さらに「ストップウォッチ」→「携帯を探す」→「バージョン情報」→「電源を切る」→「リセット(出荷時に戻す)」→「現在時刻」と遷移していきます。

お気づきかも知れませんが、先の画像は少し利用してから撮影したものです。マニュアルに記載されたアプリをAndroid端末(今回はHUAWEI P20lite)にインストールし、アプリからペアリングを実施しました。もちろんiPhone用アプリもあるようですが今回は試していません。レビューやらフォロワーさんの話やらで相当に不安はあったものの、なんの問題も無くすんなりペアリングされました。逆に面白くないレベル。なお、アプリとはリアルタイムに連携しているわけではなく、都度または手動でスマートウォッチ側からスマホにデータを同期するスタイルでした。Android端末の場合、Google Fitとの連携も可能なようで、実際にデータが反映されていました。

取り急ぎのレビューということで、AppleWatchと本機でウォーキングの精度を試してみました。とは言っても4分ほど歩いただけですが、結果はこんな感じ。

距離カロリー速度
本機0.35km16lcal11’36”/km
AppleWatch0.32km12.6kcal12’15”/km

まあいい線いってるのでは??と思える数値となりました。とても距離が短いので、長時間・長距離だと誤差が大きくなるのかも知れませんが、参考数値くらいにはなる気がします。歩数計についてはiPhone/AppleWatchより1割ほど多い印象です。心拍数については概ね同じくらいの数値を示すものの全く同じではないという結果でした。

次に通知機能。先に言っておくと、期待しない方がいいです。ただ、必ずしもこの機械やアプリが悪いわけでなく、Androidの仕様も関係しているかも知れない気がしないでもないです。しらんけど。

通知は来ることもあります。なので来ないこともあります。ただ、可能性として考えられるのが、AndroidのOS側の問題で、一つは「画面スリープ中はたまにBluetooth接続が切れてるっぽい」「そもそも通知が遅れて取得されることがある」ことと、「同じアプリからの連続した通知はまとめられる」点です。実際実験中も来たり来なかったり、まとめて来たり、同じのが3回来たりと動作は安定しませんでした。

Twitterの通知(ふぁぼれよ)とLINEの通知(テスト送信)が混ざってしまうケースもありました。もう少し検証が必要ですが、短時間でも通知機能には期待してはいけないことはわかりました。ただし、Androidの省電力設定や通知領域の読み取り許可などユーザが権限を許可することで改善する部分もありそうでした。

まだ手に取って短い期間の内容ですが、アリかナシかで言うとアリかなと思っています。例えば、毎日ウォーキングやランニングを習慣にしていて精度よりもメモ的に実績を記録したい、といったガチじゃないユースには充分かなと思います。

余談ですが、つけたまま風呂に入りましたが大丈夫でした。公式にはお湯はだめってかいてありましたが。

気が向いたら長期利用のレビューも書くかも知れません。今日分かった内容はこんな感じです。
以上。

※レジ画面でクーポンコード「NJCZ77S7」を入力すると割引が適用されるかもしれません。いつまでかは不明です。

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