SNSに書き込む情報はきをつけようね、という話

雑記

 久しぶりの投稿です。ご無沙汰しております。ふと思い出した、つまり自分自身このブログのことを忘れかけていたわけですが、気が向いたので。

 昨夜は梅雨入り後久しぶりに雨が降りました。特に大阪では比較的広い範囲で雷を伴う激しい雨だったようです。Twitterのタイムラインには時を同じくして、雷に関する投稿が多数流れてきました。お住まいの地域を知っているフォロワーさんからも「雷やばい」ツイートがあり、私の住む京都市内に雷雲が流れてくるかも?と雨雲レーダーと雷マップをみたのがきっかけです。

 気象庁のナウキャストYahoo!天気・災害の雷レーダーなど、インターネット上には雷の発生をリアルタイムに近い時間軸で知ることのできる情報源が複数あります。落雷だけでなく、雲放電(ピカゴロだけ)も検知されればマッピングされるようになっています。ゲリラ豪雨もそうですが、雷はかなり狭い範囲の局地的現象であることが多いので、今雷ツイートをしてる人はだいたいこの辺に居るというのがなんとなくわかってしまったわけです。とは言っても雷って10km先でも見えたり聞こえたりするわけで、そんなに気にする必要もないかと思ったのですが……

 その中で見えてきたのが「停電した」という投稿でした。ここ数年は台風や豪雨災害、地震なども多く、その際に停電情報に触れた方も多いのではないでしょうか。テレビやラジオのニュースで停電している地域や世帯数が伝えられますが、実はこの情報は電力会社のホームページにも掲載されています。

関西電力の停電情報

このとき開いた関西電力の停電情報の部分キャプチャです。これ、怖くありませんか?大阪で言えば750軒、奈良なら60軒にまで絞られることになります。私自身もそうですが、都道府県や市町村くらいまで住まいの地域を明かしている人は結構見受けます。タイミングと内容から町街区くらいまで特定されてしまう可能性があるわけです。

悪意の有無にかかわらず、5分もかからない手間でここまで特定される可能性があるという事を理解しておかないといけないでしょう。Twitter(というかSNS、ネット全般)は気心の知れた人たちや、それこそ会ったことのある人が居るとつい出してしまっている情報があるものです。このいくつかの点の情報が、あるきっかけで繋がると……特に天気や火災・事故のような局地的で時刻が明確なことがらには気をつけようね、というお話でした。

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